【製品レビュー】ARAID 5000GP ― 次世代ハードウェアRAIDユニットの真価
ハードディスクの信頼性とパフォーマンスを両立させるには、堅牢なRAIDシステムが不可欠です。今回は、ARAID 3500の後継機種として登場した「ARAID 5000GP」をご紹介します。リムーバブルトレイ式で着脱しやすく、ハードウェアRAIDコントローラを内蔵したこの製品は、企業のストレージ環境において強力な武器となるでしょう。
✅ 主な特徴
- ハードウェアRAIDコントローラ搭載(accordance 6Gb/s)
ARAID 5000GPは、PC側にRAIDカードなどを追加する必要がなく、本体内蔵のRAIDコントローラで完結します。 - 高速性能:6Gb/s対応 & SSD対応
SATA 6Gb/sに対応し、SSD利用時にはシーケンシャルアクセスで450MB/s超えを実現。旧モデルARAID 3500から大きく性能が向上しています。 - HDD故障時の通知機能
ブザーやLCD表示により障害を即時通知。さらにAuto Rebuild機能により、破損ディスクを交換するだけで再構築が自動的に開始されます。 - 日本製山洋FAN採用
静音性と信頼性に優れた冷却性能もそのまま継承。
📦 バリエーションと仕様
| 型番 | 色 | 寸法・重量 |
|---|---|---|
| ARAID5000GP-A/M-BARAID5000GP-A/P-B | 黒 | 86×146×195 mm / 約700g |
| ARAID5000GP-A/M-WARAID5000GP-A/P-W | 白 | 同上 |
共通仕様:
- RAIDレベル:RAID 0 / RAID 1
- インターフェース:
- PC:Serial ATA
- HDD:3.5″/2.5″ SATA 6Gb/s・3Gb/s
- 冷却:60mm FAN ×1
- マネジメント:
- RS232Cポート(USB-RS232変換は非対応)
- LCD + 操作ボタン
- 付属品:マニュアル(CD-ROM)、ユーティリティ、RS232Cケーブル、ブラケット
🖥️ 対応OS
ビジネス用途からマルチプラットフォーム対応まで幅広くカバー:
- Windows:
- Vista、7、8、XP(IDEモードは非対応)
- Server 2003/R2、2008/R2、2012/R2
- Linux系:
- RedHat、SuSE、FreeBSD
- 仮想化/UNIX系:
- VMware(ユーティリティなしのドライバのみ提供)
- Solaris 10 x86、UnixWare、Netware
- macOS:
- 10.4 ~ 10.9(EFI BIOS v1.52 必須)
※ OSの詳細設定(カーネルやループバック)に関するサポートは含まれません。
🔧 ファームウェア & ソフトウェア
ARAID 5000GP では以下のツールが提供されています(※紛失時のみ配布対応):
ソフトウェア
- ARAID Manager
- ARAID SMART v1.0.14
- アップグレードユーティリティ v1.2.1219b
ファームウェア
- バージョン:
- 20140627.1、20141117.1、20141216.1(テスト/出荷用)
- 20150119.1:RS232ステータス取得のバグ修正
📝 まとめ
ARAID 5000GPは、RAIDカード不要で導入可能なハードウェアRAIDユニットとして、高性能・高信頼・高互換性の三拍子を兼ね備えた製品です。特に「自動リビルド」「故障時アラート」「LCD管理」といった機能は、管理工数の削減にもつながるでしょう。
企業の小規模サーバやバックアップシステムに最適な選択肢として、ぜひ導入をご検討ください。
